REPORT

WEDDING CONCEPT
HOOROO ~またね~
kevin & mizuho
会場
ルメルシェ元宇品
挙式スタイル
ガーデン人前式
招待者人数
29名
BACK GROUND

HOOROOとは、オーストラリアの言葉で「またね」という意味。
出会いと決断を繰り返し、人生は進んでいく。
大切な人と過ごす時間、人生。
「またね」という約束があることで、それはさらに豊かなものとなる。

人生は尊い。 だからこそ、自分の心にまっすぐに。
人生は短い。 だからこそ、出会いと決断を大切に。

「幸せにしたい」と思える人がいることは、決して当たり前のことではない。
結婚式は ”大切な人を、大切な人に紹介する日”。

「またね」と交わす約束が、互いにとっての希望となりますように。

PLAN

●挙式の前に、ファーストミート。新郎から新婦への初めてのラブレターを。
●ガーデンで親族の記念撮影を。なごやかに。
【ガーデン人前式】
●オーストラリア出身の新郎。来日できなくなったご家族の想いを込めて、オーストラリア国花の『ミモザ』の花を、新郎にサプライズで準備。立会人達がミモザの枝を持って新郎を迎える。
●新婦は、母にベールをおろしてもらい、父のエスコートでミモザの花の中を入場。
●そのミモザの花は、立会人からの結婚承認の証として新郎新婦に届ける。
●全員集合写真の撮影をし、フラワーシャワーの中を新郎新婦退場。
【パーティー】

●メイン席は設けず、ゲストのテーブルに新郎新婦席を用意。ゲストと一緒に過ごせるレイアウト。
●二人のこだわりワインをセレクトしておもてなし。
●新郎新婦はパーティー会場入り口で、改めてゲストをお出迎え。
●新郎新婦がウェルカムスピーチから続いて乾杯の音頭をとる。
●オリジナルウェディングケーキに入刀、ファーストバイト。
●テラスにワインバーをセッティング。オーストラリアで人気のミートパイをアレンジしたミートパンを添えて。ワインバーの案内時に、新婦からワインを紹介。
●お色直しの時に、セカンドミート。新婦から初めてのラブレターを。
●お色直し入場は、新婦の祖母たちと一緒に。新婦父側のおばあ様からお祝いの日舞披露。
●ゆっくり楽しんでもらえるフルコース料理のメイン、お肉料理が出る時に、新郎がフランベパフォーマンスで盛り上げる。
●新郎のオーストラリアのご家族から届いたメッセージムービーを上映。
●新婦母からサプライズプレゼント。それは、新婦が幼いころ初めて参列した結婚式で履いた赤い靴で、外国へ暮らすことになる娘に、孫へ受け継いでほしいという願いを込めて。
●ご両親に感謝の記念品贈呈。
●新郎から日本語でお礼の言葉。新婦の大切な人たちに安心してもらえるようにの想いを込めて。

From PLANNER

オーストラリア人の新郎様と日本人の新婦様の結婚式。HOOROOとはオーストラリアの言葉で、意味は 「またね」。
海外への移住が決まっているお二人にとって、広島でのパーティーはまさに節目であり、ご挨拶の場です。
「またね」と交わした約束が、互いの絆を深める。お互いにとって支えになる。
そんな一日になりますようにと願いを込めて、HOOROOというテーマを設けました。

おふたりとの打合せは、まさに【無い】の連続。

“会えない”
東京在住の新郎新婦様。打合せはFacetimeを通じて行い、1年半の打合せ期間で直接会えたのは数回でした。

“言葉が通じない”
英語が喋れない私。打合せは新婦の通訳に頼らせていただきながらの打合せでした。

“やりたかったことができない”
コロナの影響を受け、結婚式は1年延期。そして、飛沫対策・3密回避のためビュッフェ料理はNGとなり、思い描いていたパーティーイメージから路線変更をする必要がありました。

“ご家族が来日できない”
コロナによってオーストラリアから新郎ご家族様が来日できなくなりました。

でも。”負けない”
そんな「できないこと」ではなく「できること」に目を向けること。
どうしたらゲストが安心して楽しめ、自分たちも楽しむことができるか。
そんな前向きな姿勢で準備を進めてくださったお陰で、迎えることができた当日。
当日は雨予報が奇跡の晴れに代わり、念願だったガーデン挙式を行うことができました。

マスクがあっても、笑顔は伝わる。大声が出せなくても、想いは伝わる。
ソーシャルディスタンスがあっても、心の距離は近くなる。
コロナ禍で担当させていただいた結婚式で、感じることです。

あらためてKevinさん、瑞保さん。
大切な一日を託してくださり、本当にありがとうございました。
これから先の人生も幸せな日々が続きますように、ずっと応援しております。

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