憧れのアメリカには、母なる道といわれる『マザーロード=Route66』がある。
まさにアメリカのど真ん中を走るこの道には、昔からさまざまなロマンがあったと言われている。
自分たちの道を振り返る。
まだ25年しか進んでいなく、Route66には到底及ばないが、その道には何事にも変え難い、多くの人の笑顔があった。
別々だった二本の道は、今日重なり一本の太く大きな道になる。
未来に繋がるまっすぐな道。
決まりきった道はなく
これが正しいという道もない。
でも僕らはこの道を信じ前に進むんだ。
●家族だけでファミリーセレモニー (二人から家族への感謝を伝えるシーンはゲストへは非公開で)
●今回はウェルカムパーティー⇒披露パーティー⇒人前式と 通常のプログラムを変えたオリジナルスタイル
●ウェルカムパーティーはテラスを利用してRoute66をイメージしたミニハンバガーやポテトを振舞う。
●アルコールもウェルカムパーティーから。ジーマやコロナなど雰囲気の合う瓶のビールでフォトジェニック
●アイルランナーに足跡スタンプを押してもらう
●コンセプトmy roadより二人の年齢を遡る。 ふたりの年齢Route25からスタート。二人の人生の節目を表す
◇Route20 ・・・ 20歳のときから仕事を始めた 上司からのスピーチ
◇Route18 ・・・ 親友と知り合った年 友人からのスピーチ
◇Route15 ・・・ 悪がきだった15の頃。 地元の友人がいつも支えてくれた お色直しのエスコートは親友と
◇Route3 Route2 ・・・それぞれがお兄ちゃん、お姉ちゃんになった年。 大切な兄弟とそれぞれ再入場
◇Route0 ・・・ 私が生まれた日
誰よりも喜んでくれ、いつも近くで見守ってくれた両親の前で人前式
●それぞれのRouteを振り返りながらのウェディング。 だから挙式を一番ラストに持ってくる
新郎新婦様がいつかは訪れたい憧れのROUTE66。
アメリカのカリフォルニアにあるROUTE66をモチーフに掲げ、
大好きなお二人と試行錯誤を繰り返しながら、
約1年かけて結婚式の準備をすすめてきました。
ここに集る皆様は新郎新婦様にとって、大切な方ばかりだからこそ、
お二人の人生の歩みを、もっともっと知ってほしい。
結婚式は、時代をさかのぼり、
ゲストとともに、琢也と夏季の人生のヒストリーを共有できる1日を創り上げたいと
数回の打合せを経て、そう強く感じ、
お二人とお話したことを今でもよく覚えています。
お二人の想いとコンセプトを踏まえた上で、
新郎新婦様がこれまで歩んできた25年の人生を振り返る1日にできるように
ウェディングプログラムを考えました。
ウェディングパーティーの中では
タイムラインに沿って、
新郎新婦様の人生を辿っていきました。
ルートナンバーに
新郎新婦様のキーポイントとなる年齢を刻み、
支えてくださっている職場の上司や青春時代をともにした親友たち、
かけがえのない兄弟姉妹に登場してもらい感謝を届けるシーンをつくりました。
お二人の人生ヒストリーをしっかり知ってもらったパーティの後に行った
挙式セレモニーでは、新郎新婦様の原点である親御様に感謝を伝えることを一番大切にしました。
誓いのことばとして
新郎新婦様が自分の口で
「歩んできた道」を皆様に声を震わせながらも懸命に伝えてらっしゃる姿は
私自身も胸にこみ上げるものがあり、
大半のゲストの皆様が涙されているのが印象的でした。
ゲストの皆様より作成していただいた結婚証明書のアイルランナーを歩んで
ラストフィナーレを迎えたお二人の最高の笑顔と晴れやか表情を見ると
私までとっても幸せな気持ちになれました。
挙式後、お二人とハグと固い握手を交わして
言葉には表せない大きな喜びを一緒に分かち合えたことは
私にとって一生の宝です。
琢也さん、夏季さん
本当にありがとうございました!